千葉市内を中心に、インプラント治療に必要な技術・設備を備えたクリニックを紹介
作製を院内で行っているので、高いインプラントでも低費用での治療が可能。
最先端のインプラント治療メニューの豊富さは、技術力の高さの証し。
最寄り徒歩2分とアクセス抜群。平日は21時まで診療で、仕事帰りでもOK。
インプラントを行うには、土台となる骨や歯周組織がしっかりしていなければなりません。通常は人工的に骨の厚みを増す手術をしますが、GBR(骨誘導再生)法を使えば自分の骨を増やして手術が可能です。
歯が抜けてしまったり、歯周病などで骨が痩せてしまいインプラント施術に必要な骨が足りない場合…移植骨を入れる方法のほかに、自分の自然治癒力に頼り骨を再生する方法があります。それが、GBR(骨誘導再生)です。
まずはインプラントを埋め込みますが、この時点ではまだフィクスチャー(人工歯根)は見えている状態。そこに、自家骨もしくは骨の補填材を入れ、メンブレン(骨の再生を促す人工膜)で覆ってしばらくの間再生を待ちます。一般的には4~6ヶ月程度で再生することが可能だそうです。
骨が充分な強度になったら、インプラントを装着して完了です。自前の骨なので歯肉の形も自然で滑らか、違和感のない口の中になるでしょう!
通常のインプラントでもネジ部分が固定されるまでしばらく時間をおきますので、施術にかかる期間はそこまで差はありません。しかし、骨の再生を待つ間は患部に必要以上の刺激を与えないなど注意が必要になるので、受ける際は医師の説明をよく聞き、注意事項を守りましょう。
ちなみに、GBRは骨がかなり不足している状態でも、自己再生力さえあれば治療可能です。ただし、理想的な形になるとは限らず、成功率も100%ではないため、推奨しない歯科医院もあります。
GBR法のみを施術し、その後インプラントの手術をする場合は約20万円+インプラント費用。
GBRとインプラント埋め込みを同時に行える場合は、GBR手術は約半額程度に抑えられます。
50代:上下共に欠損が多く、骨量も少ない。
長年の虫歯や歯周病の結果骨が痩せてしまい、現状ではインプラントの埋め込みが難しい状態。幸い健康状態に問題がなかったため、まずGBRで骨を増強し、その後抜歯&インプラント埋め込みを同時に行う計画となりました。
まずは歯肉を切開し、骨を増やしたい部分をメンブレン(人工膜)で覆い歯肉を縫合。このまま数ヶ月間骨の再生を待ちます。
充分に骨が再生したところで、インプラントの埋め込み。通常は抜歯→骨の回復→インプラント、ですが、今回は期間短縮のため同時に行います。抜歯でできた穴にインプラントを埋め込み、結合まで約3ヶ月待ちます。
しっかりと土台が安定したら、いよいよ人工歯を取り付けます。今回は前歯を2本保存し、残りをセラミッククラウンとしました。
上下とも施術をしたので、最終的には2年弱かかりましたが歯茎をかなり良い状態に回復させることができました。
GBRは、自分の骨を増やして自然な形でインプラントにつなげるための方法。インプラントが必要な歯と、まだそのまま使える歯が混在している場合にはかなり有効な手段となります。是非、自分の歯&骨でしっかり噛める喜びを味わってください!